さる8月29日、北辰館「岳友会」メンバーで1泊2日の八ヶ岳山行に行きました。今回はその山行の特集です。
さて、北辰館「岳友会」とは一体何でしょう? それは「館長沼田広慶が会長を務める山岳団体・・・」といえば聞こえはいいけど、要するに北辰館関係者内の単なる山好きの集団。行く時は年に何度も山行に行くが、行かない時は何年も何もしないというグータラ山岳チームです。
今回のメンバーは館長沼田広慶と北辰館OBの飯野、畔上、同じく北辰館OBで今回登山は初経験の大学生の市川君。
1泊2日の行程とはいうものの、夜行列車で行くため実質的には車中泊を含めた2泊3日。29日の夜21:00に北辰館に集合し荷物を整えます。館長と市川君はその直前まで北辰館で柔道をしていたので、大急ぎで着替えて支度を済ませて、さあ出発!
JR新宿駅より中央線「急行アルプス」に乗り換え目指す小淵沢に着いたのが午前2:00頃。駅前のコインロッカーの小屋で明け方までのささやかな仮眠をとります。
午前5:00にタクシーで登山口の観音平まで向かい登り始めました。
最初の目的地「雲海展望台」までは約1時間。やっぱり昨夜の睡眠不足もたたり登り始めはみんなややバテ気味です。次の目的地「押手川」(川といっても単なる山道の分岐。水はない場所)についた時はみんなへとへとでした。しかしここから最後の編笠山までが今回最大の難所。急勾配の斜面をひたすらまっすぐの道は残った体力を搾り取っていきます。