館長日誌 2000年 4〜6月

6月30日(金)

 昨日で中学生の期末対策が一段落した。もっとも高校生はまだこれからなので、大変な毎日であることには変わりはないが。しかし、高校生はもともと全員が個別指導で、しかも自立型学習のため、各自の質問に答えたり、説明を求められた時だけが出番だから、中学生のようにあらかじめ対策用のプリント教材を大量に用意しておく必要が無いから事務的作業は楽になる。しかし、説明の準備としてあらゆる科目の予習を広範囲にしなければならない。英語や数学はもちろんのこと、古典や日本史、世界史、地理、政経までみなければならない。さらには今回は特別に理系の科目までみなければならなくなった。化学と生物だが、これは本来非常勤講師に頼むのだが、今回は講師の都合がつかず、猛勉して説明した。あらかじめこれは授業料をとる訳にはいかないと断った上で、正規の時間外として説明した。この分はあとで補習時間を組むことにした。この一週間、毎日頭の芯が痛い。大学の法学部時代に司法試験に挑戦して一時的に猛勉したことがあったが、その頃と比べてもこんなに勉強したことはないのではないか。我ながらよくやるわい。

6月21日(水)

 保護者面談がやっと峠を越した。今週から期末対策に入っている。中1も部活に慣れてきたようで、勉強にも集中力が感じられるようになってきた。生徒との面談も同時進行的にやっているが、気になったのは、将来への希望や夢が感じられないことだ。漠然としていても、とにかく頑張って社会で活躍したいとか、そういう覇気のようなものを感じさせる生徒が少ないようだ。バブルが崩壊してから日本の経済も社会もなんだか元気が無いが、未来への希望や目標が感じられない社会は子供たちへも大きなマイナスの影響を与えているようだ。まず、大人たちが自らに夢と希望をもって前向きに人生を歩いていかなければならないのではないか。大人たちこそ活力ある社会を築いていかなければならないのだ。我々大人たちは子供たちばかりに将来の日本を任せていたところがあったのではないか。大人を見て子供は大きくなるのだ。子供たちを問題にすることも必要だが、大人たちも反省すべきだろう。今日の教育問題は要するに大人たちの問題でもあるのだ。何歳になっても子供たちに自らの夢と希望を語ってきかせられる大人になろう。そしてその実現に向けて努力している姿を見せてあげられるだけの大人になろう。館長も大人として親として反省しよう。

6月13日(火)

 連日、保護者との個別面談が続いている。中学受験、高校受験、大学受験と、様々な相談が続く。毎年のことだが、やはり疲れる。こちらのアドバイスの影響を考えると、責任重大だからだ。しかし、気になるのは中学や高校や大学がどうなっているのか、ということだ。誤解の無いように言っておくが、私は勉強は自分自身の問題であり、学校の設備がどうの、先生の教え方がどうの、というようなことに文句を付けるのは好きではない。学校に何でも責任を押し付けるのには反対である。これだけ情報が身近にある時代には、結局自分がしっかりしていなくてはならないことを言いたいのだ。その上で、学校のことを気にしているのだが、それは何かというと、勉強したいものが本当に勉強できるだけの環境を整えてくれているかということだ。何度も言うが頼っているのではない。はっきりいうと、過干渉を恐れているのだ。本を読みたい生徒にはじっくり読書する時間を与えて欲しいのだ。しかし、勉強でも部活でも学校が生徒を管理する時間がおおすぎるような気がする。というより、部活をやると部活だけ、勉強やるやつは勉強だけ、遊ぶやつは遊びだけ、という学校が多いのだ。どうしてそうなるのか。保護者の意識にも問題があろう。学校のシステムにも問題があるのだろう。社会全体の有様や価値観も変革しなくてはならないだろう。要するに戦後の日本の教育は本当の意味での人間教育を考えていないのだ。個性を尊重するのは良いが、学校教育ではバランスが必要だと思う。勿論やるべきことは徹底的にやらせる。その上で、時間を与え、個性を伸ばす。これが理想だろう。また、論じたい。

6月12日(月)

 先日の土曜日はイベントデーだった。今回はTシャツ転写紙を使ったオリジナルTシャツ作りを行ったが、予想以上の大好評で、参加した小中学生たちは大喜びの歓声を上げた。部活動や野球やサッカーの試合などでやむなく欠席した塾生もいたが、それでも20人ほどの参加者があり、館長は勿論、妻やスタッフの飯野君も大忙しの一日だった。子供たちから事前に集めた写真や絵をスキャナでパソコンに入れ、文字を入れるなどの加工や修正を施してから、今度はTシャツ転写紙にプリンターで印刷するという事前の準備が大変だったが、出来上がったTシャツを着てはしゃぐ子供たちの顔を見ていると疲れも吹き飛んでしまった。アイロンがけに慣れていない子供たちの指導は妻の役目だったが、事故も無く無事に終わってほっとした。次回は何をやろうかな。こういう企画を練るのは本当に楽しいものだ。

5月30日(火)

 昨日で中間対策が全て終了した。さて、結果はどうでたか。報告が楽しみだ。さて、夏期講習会の申し込みも順調に入っており、準備は本格的になってきた。個別面談も忙しくなりつつある。有り難いことに、昨日の時点で、夏季講習会の参加は、ほぼ予定の9割は確保した。これからも若干は増えると思われるので、確保したい予定数は確実にオーバーするだろう。クラス編成がまた一苦労だが、これはうれしい悲鳴と言うべきだろう。今年も充実した夏にしたいものだ。
 話は変わるが、ヒクソン・グレーシーの試合は面白かった。ビデオで見たのだが、相手を前に倒した後、横四方固めに入っていくのが、さすがにうまかった。相手の片腕を制しながらの顔面へのパンチ攻撃もかなり的確にヒットしていた。欲を言えば、もう少しパンチを眉間と側頭部に集中的に繰り出し、相手のダメージを大きくすると共に、敵の戦意を喪失させても良かったかもしれない。相手の出血の少ないうちにパンチ攻撃をやめてしまったが、自分自身のスタミナを考慮したのならともかく、そうでなければ、まだ甘い。彼の人間としての易しさかもしれないが、それが命取りにならないようにと祈りたい。フィニッシュの裸締めは鋭い角度で相手の首にはいっていた。相手のバックをとりながら、一瞬にして裸締めに入るやり方は、館長も良く使う得意のパターンの一つだが、ヒクソンと戦うにはもっと柔道技を研究し練習した方がいいだろう。柔道の技には見た目の派手さは少ないが、確実に戦場で相手の息の根を止める必殺技がある。日本の柔道をなめてはいけない。ブラジルに柔道を広めた前田光世が今、生きていて、自分の孫弟子が日本人を打ち倒すのを見たら、どう思うだろう。講道館に舞い戻って、再び日本人の若者に稽古をつけたくなるかもしれない。ヒクソンは白馬連峰の大自然の中で自然の息吹から戦うエネルギーをもらったと言うことだ。ここまで武道の神髄に近づいた者は少ないだろう。とても現代の日本の若者が太刀打ちできる相手ではない。彼は確かに武道家として一流と言っていい。特に40歳という年齢を考えると頭が下がる。館長もまだまだ頑張らねばと思う。

5月26日(金)

 中間試験の対策指導が連日続いている。もう終わった学校もあるが、まだこれからのところもあり、例によって学校別の指導体制をとらなければならない。中学だけでなく、高校もあるから、複雑を極めるが、最近はこの指導体制に塾生たちもかなり慣れてきて、こちらが指導しなくても自主的にどんどんワークに取り組んでくれるので助かっている。本当に我が塾生たちはよく勉強する。教室の雰囲気がよっぽどいいのかもしれない。自画自賛的だが、本当にそう思う。いい結果を期待したい。

5月22日(月)

 昨日の日曜日は恒例の春のハイキング会だった。天気が心配で、一時は中止かと思われたが、朝6時の天気予報で決行となった。結果的には全く雨に降られることもなく、まずまずの晴天でおおいに自然を満喫できた。参加した塾生たちも楽しかったと大満足。詳しくは、後日別の特集コーナーでお知らせしたいが、簡単にコースを説明すると、西武池袋線の高麗(コマ)駅で下車し、日和田山、物見山と、尾根歩きを楽しみ、山村集落のユガテを通って下山、東吾野駅から帰路についた。途中、ちょっとした岩場でスリルを楽しむこともでき、と言っても、全く安全な家族向きコースだが、とにかく充実した一日となった。このコースは小学3年生でも安心なので、皆さんにもお勧めしたい。秋のハイキング会も今から楽しみである。今年はどこへ行くかな。
 

5月17日(水)

 昨日の日誌に大事なことを書き忘れた。先日の日曜日の春季柔道大会で、我が北辰館の門生が、青年団体の部で銀メダル、段外の部で銅メダルを獲得したのだ。ここ1〜2年、メダルを取れなかったので、久しぶりの快挙である。夜は当然、祝勝会の宴会となったが、本当によく頑張ってくれたと思う。門生たちに心からのお祝いと感謝を申し上げたい。一方、塾の方はいよいよ中間テストの季節である。今週から各クラスとも対策のワーク学習に突入した。柔道大会の勢いでこちらもいい結果を出したいものである。

5月16日(火)

 やっと館長日誌が再開できた。ゴールデンウィーク以来、なんだかんだと忙しく、パソコンの前に座る暇がなかった。ゴールデンウイークでは、二つの目的を達成した。いささかオーバーな表現になったが、一つは老いた両親が家族でどうしても伊勢参りがしたいというので、この願いをかなえてあげたこと。もう一つは、小学6年の娘が仲の良い親戚の子供たちとキャンプがしたいというので、25キロのリュックをかついで、家族プラス親戚の二人の子供たちと、山と川にめぐまれた某キャンプ場に行ったこと。(説明を要する。と言うより説明したい。我が家は今、車を持たない。健康のためと、環境のために数年前に処分したのだ。もっとも、将来また、やむを得ず必要な時が来るかもしれないが。それはともかく、つまりは電車で、リュックを背負っていくということである。駅の階段を25キロのリュックを背負って乗り換えに急ぐ時は本当にきつかった。)昨年の秋、家族で尾瀬でキャンプをして以来、山やキャンプとはご無沙汰していたので、私も楽しかった。軽いハイキングも天気に恵まれ、薪による飯盒炊飯もワーワー騒ぎながら、おおいに楽しんだ。キャンプファイアーもすばらしく、テントに入る前に仰いだ星空は本当に我々を圧倒した。これでまた完全に岳人としての魂が復活してしまった。昨年の夏は家族で白馬連峰を縦走したが、今年もまた北アルプスを縦走したい。娘は私立中学を目指して受験勉強中だが、そんな事は二の次でよい。(おっと、こんな事を塾の先生がいってはいけないのかな。いやいや、人間はよく遊び、良く学べだ。)第一優先は山だ。娘も妻も昨年の大雪渓踏破でかなり自信がついてきたようで、何よりも楽しみにしているようだ。いくぞー。
 北辰館の行事で「ペーパークラフトを楽しむ会」というのを、学校が休みの第二土曜日の13日に行った。インターネットでペーパークラフトのサイトを呼び出し、プリントアウトすればよいのだ。マリオ、ピカチュー、ドラえもん、ウルトラマン、R2-D2、ダースベーダーなど、お馴染みのキャラクターから、鳥やいろいろな動物など、これが結構面白いのだ。第一回ということで30人くらいしか参加しなかったが、小学生から中学生まで、いやもしかするとこの館長が一番はまったかもしれないが、とにかく全員が楽しんだイベントだった。お手伝いのスタッフ、飯野君には館長と一緒に朝の6時近くまで徹夜でプリントアウトをしてもらったが、本当にご苦労様でした。あ、それから二人の夜食をつくってくれた妻にも感謝、感謝。今月はハイキングなど、まだまだイベントが待っている。エンジン全開で頑張ろう。

5月3日(水)(祝)

 そろそろ中1の部活動が本格的になってきた。帰宅時間も遅くなり、夜7時過ぎが普通になってきた。特にサッカー部は遅いようだ。当然、塾の授業も正規の時間帯はほとんど意味がなくなる。部活ごとに通塾時間が違ってくる。もともと個別指導が原則だから実質的には問題はないが、それでも当初予定していなかった時間帯が定員オーバーとなり、クラス編成をやり直したり、時間をずらしたり、それなりの手は打たなければならない。もっともこういう小回りが利くところが我が塾の長所でもあり、自画自賛するようで恐縮だが、ここへ来て、入塾者が連日続いているのも、その辺に原因があるようだ。個別に、しかも臨機応変な対応ができるところがこれからの塾の絶対条件であろう。遅刻しても何も問題がなく授業ができる体制が必要だ。欠席補習も生徒たちの都合に合わせてできなければならない。要するに教育とは言え、サービス産業であることを忘れてはならないと言うことだ。さて、今月はパソコンイベントやハイキング、そして柔道大会と行事が目白押しだ。中間対策もそろそろ始めなければならない。夏期講習会や夏季登山合宿などの準備もある。忙しいが楽しい季節になった。

5月17日(水)

 昨日の日誌に大事なことを書き忘れた。先日の日曜日の春季柔道大会で、我が北辰館の門生が、青年団体の部で銀メダル、段外の部で銅メダルを獲得したのだ。ここ1〜2年、メダルを取れなかったので、久しぶりの快挙である。夜は当然、祝勝会の宴会となったが、本当によく頑張ってくれたと思う。門生たちに心からのお祝いと感謝を申し上げたい。一方、塾の方はいよいよ中間テストの季節である。今週から各クラスとも対策のワーク学習に突入した。柔道大会の勢いでこちらもいい結果を出したいものである。

5月16日(火)

 やっと館長日誌が再開できた。ゴールデンウィーク以来、なんだかんだと忙しく、パソコンの前に座る暇がなかった。ゴールデンウイークでは、二つの目的を達成した。いささかオーバーな表現になったが、一つは老いた両親が家族でどうしても伊勢参りがしたいというので、この願いをかなえてあげたこと。もう一つは、小学6年の娘が仲の良い親戚の子供たちとキャンプがしたいというので、25キロのリュックをかついで、家族プラス親戚の二人の子供たちと、山と川にめぐまれた某キャンプ場に行ったこと。(説明を要する。と言うより説明したい。我が家は今、車を持たない。健康のためと、環境のために数年前に処分したのだ。もっとも、将来また、やむを得ず必要な時が来るかもしれないが。それはともかく、つまりは電車で、リュックを背負っていくということである。駅の階段を25キロのリュックを背負って乗り換えに急ぐ時は本当にきつかった。)昨年の秋、家族で尾瀬でキャンプをして以来、山やキャンプとはご無沙汰していたので、私も楽しかった。軽いハイキングも天気に恵まれ、薪による飯盒炊飯もワーワー騒ぎながら、おおいに楽しんだ。キャンプファイアーもすばらしく、テントに入る前に仰いだ星空は本当に我々を圧倒した。これでまた完全に岳人としての魂が復活してしまった。昨年の夏は家族で白馬連峰を縦走したが、今年もまた北アルプスを縦走したい。娘は私立中学を目指して受験勉強中だが、そんな事は二の次でよい。(おっと、こんな事を塾の先生がいってはいけないのかな。いやいや、人間はよく遊び、良く学べだ。)第一優先は山だ。娘も妻も昨年の大雪渓踏破でかなり自信がついてきたようで、何よりも楽しみにしているようだ。いくぞー。
 北辰館の行事で「ペーパークラフトを楽しむ会」というのを、学校が休みの第二土曜日の13日に行った。インターネットでペーパークラフトのサイトを呼び出し、プリントアウトすればよいのだ。マリオ、ピカチュー、ドラえもん、ウルトラマン、R2-D2、ダースベーダーなど、お馴染みのキャラクターから、鳥やいろいろな動物など、これが結構面白いのだ。第一回ということで30人くらいしか参加しなかったが、小学生から中学生まで、いやもしかするとこの館長が一番はまったかもしれないが、とにかく全員が楽しんだイベントだった。お手伝いのスタッフ、飯野君には館長と一緒に朝の6時近くまで徹夜でプリントアウトをしてもらったが、本当にご苦労様でした。あ、それから二人の夜食をつくってくれた妻にも感謝、感謝。今月はハイキングなど、まだまだイベントが待っている。エンジン全開で頑張ろう。

5月3日(水)(祝)

 そろそろ中1の部活動が本格的になってきた。帰宅時間も遅くなり、夜7時過ぎが普通になってきた。特にサッカー部は遅いようだ。当然、塾の授業も正規の時間帯はほとんど意味がなくなる。部活ごとに通塾時間が違ってくる。もともと個別指導が原則だから実質的には問題はないが、それでも当初予定していなかった時間帯が定員オーバーとなり、クラス編成をやり直したり、時間をずらしたり、それなりの手は打たなければならない。もっともこういう小回りが利くところが我が塾の長所でもあり、自画自賛するようで恐縮だが、ここへ来て、入塾者が連日続いているのも、その辺に原因があるようだ。個別に、しかも臨機応変な対応ができるところがこれからの塾の絶対条件であろう。遅刻しても何も問題がなく授業ができる体制が必要だ。欠席補習も生徒たちの都合に合わせてできなければならない。要するに教育とは言え、サービス産業であることを忘れてはならないと言うことだ。さて、今月はパソコンイベントやハイキング、そして柔道大会と行事が目白押しだ。中間対策もそろそろ始めなければならない。夏期講習会や夏季登山合宿などの準備もある。忙しいが楽しい季節になった。

4月26日(水)

 小学6年生の分数計算の応用で、「割合と分数」というのがあるが、昨日はかなり苦戦してしまった。割合の考え方がまだほとんど定着していない生徒が多かったのだ。この日誌コーナーでも以前取り上げたかもしれないが、割合の考え方を理解させるのには本当に時間がかかる。教え方は勿論工夫しているし、毎年の反省を踏まえているのだが、どうも定着させるのにいつも予定外の時間がかかっている。来週の授業までにもう一度方法を考え直してみよう。また、高校1年生からの質問で英語の文型を説明したのだが、これもまた、かなり定着させるのに時間がかかりそうであった。来週、もう一度確認の問題演習をさせるつもりだが、余程の準備が必要だと思う。割合と文型が今週の館長にとっての宿題と言う訳だ。頑張らなくては。

4月21日(金)

 ジャーナリストの櫻井よしこ氏が「Voice]5月号に書いた「大学の入試改革は逆効果」を読んだ。同感である。大学審議会が大学入試センター試験を年に2回実施することなどを検討していることに対する批判である。大学審議会は「精神的な重圧を和らげるのが狙い」というが、櫻井氏は「日本ほど緊張感に欠ける教育を施している国が、ほかにあるだろうか。」と述べ、さらに入試は「いかに多くの学生に入学してもらうかを念頭において行なわれているのである。」と、日本の入試の問題点を指摘している。その通りだ。若者を馬鹿者にしないためにも若者は鍛えられなければならない。この視点が現代の日本の教育界には欠如しているのだ。櫻井氏の結びの言葉を引用したい。「いまの若い世代にはもっと緊張感を与える教育が必要なのだ。」

4月20日(木)

 高校生に数学を教えていて感じたのだが、小学生の時の比例や反比例の学習が実に大切なことを実感した。何を今更、と言う向きも有るかもしれないが、関数の基礎がわからない高校生は本当に比例、反比例からやり直さなければならないのだ。「代入する」ということもそういう生徒には理解するのが難しいようだ。分数の四則がわからない高校生も確かに多い。文部省の「ゆとり教育」とやらには賛成は決してしていないのだが、学校の授業にほとんどついていけない生徒に接していると、確かにカリキュラムを何とかすべきかもと言う気にもなる。もっとも、反対に、教える方が頭を抱えるような問題をすらすら解いていく優秀な生徒もいるので、やはり学力別のクラス編成を学校も本格的に導入すべきだと思う。少なくとも英語や数学はそうすべきだろう。塾では学力別や個別指導は当たり前だが、学校もある程度はそうせざるをえないのではないか。一部の私立ではすでにやっているかもしれないが、全国の公立校でも実施すべきだろう。塾の存在意義があやふやになるのではないか、いう危惧もあろうが、一日中、学校にいるわけではないのだから、学外の民間教育の需要がなくなることは決してないと思う。

4月19日(水)

 塾生とのEメールのやりとりが面白い。簡単なメールにも塾生一人一人の個性が感じられる。教室ではなかなか話しにくいこともメールでは気軽にできるので利用価値は高い。もっとも教室でのコミュニケーションが第一であるのは当然だが、忙しくて個別面談の時間が取れない時の緊急な相談事には役に立つ。後10年もしたら、塾の形態ももっと変化しているかもしれない。想像を超える形で授業がなされていることだろう。いい意味で北辰館も進化しつつあるのだ。

4月18日(火)

 中1の英語が順調に進んでいる。やはり、6年生の時に基礎をやらせたのが良かったようだ。中2の過去形は少し練習不足かな。不規則変化がまだ身についていないようだ。中1の時は余り英語が得意でなかったYが、ここに来て小テストの点が実に良くなった。やる気がでてきたようだ。中3の現在完了は順調と言っていいだろう。やはり問題は関係代名詞だ。これをいかに乗り越えられるかにかかっている。昨年は例文をかなり大量に用意したが、消化不良の者もいたので、今年はもう少し厳選したほうがいいかもしれない。時間がもっと取れれば長文読解もたっぷりしたいのだが、毎日英語ばかりと言う訳にも行かないので、何とか工夫しなくてはならない。今年は例年以上に効果的な方法を考えたい。連休明けまでに準備を完了させよう。他塾の追随を許さぬほどの授業にしたいものである。

4月17日(月)

 先日の土曜日、柔道に新人が二人も入門した。一人は小学6年生、もう一人は30歳の社会人である。小学生の方は全くの初心者だが、社会人の方は高校、大学時代に柔道部員だったため、さすがに基礎がしっかりしており、まだまだ現役で頑張れるだけの技も体力もあり、北辰館としてはまことに有り難い人材といえよう。小学生も積極的な態度で稽古に取り組んでおり、将来が楽しみである。二人のこれからの活躍を心から祈りたい。

4月14日(金)

 政府が現在推進しようとしている教育改革は、教育基本法には手をつけないことを前提にしているということだ。これでは一体何を改革しようとしているのか、「改革」とは言えないのではないか。今日の教育諸問題のほとんどは戦後のアメリカ型教育の導入に根源がある。全てが悪いとは言わないが、米国の対日戦略の影響を受けていることは明らかな戦後教育を根本的に是正しなければ、今日の教育問題は絶対に解決できないだろう。戦争の時代に対する反省は大いに結構だが、日本の歴史や伝統文化を全て否定してしまうような教育は問題があろう。道徳や社会的価値観はその国の歴史や風土と無縁ではない。どこの国のものかわからないような憲法や教育基本法を押し付けられたままの戦後の日本は正に根無し草国家であり、その教育も根無し草教育といってよい。憲法や教育基本法を自主的に日本国民みずからの手によって制定し直してこそ、この国はまともな国になるのではないか。その時こそ教育問題も解決への第一歩が踏み出せるのではないか。「教育改革国民会議」の面々は何を考えているのだろうか。いや、何も考えてはいないのかもしれない。この国の政治家も文化人や知識人も皆、去勢されてしまったかのようだ。日本人としての誇りはどこへ行ってしまったのだろう。全く情けない話である。

4月13日(木)

 パソコンスタッフとパソコンを使ったイベントを企画している。インターネットを使っての情報検索は当然のこととしても、塾生たちには他にも色々なことに挑戦させたいと思っている。そのためには館長自らもっとパソコンを活用することができなくてはならない。ただ、時間が取れないのが残念だ。スタッフに言わせると、それは逃げなのだそうだ。もっと積極的になれと怒られてしまった。本気になれば時間などどうにかなるものだという。スタッフが塾生時代、館長がそんなせりふを言った記憶がある。今回は立場が逆になってしまった。いやーまいったまいった。

4月11日(火)

 昨日からタイピングマスターソフトを使って、塾生にキーボードに慣れるための練習を開始した。ゲーム感覚でできるソフトのため、小学生から高校生まで全員が面白いと、大好評のスタートとなった。来月からはパソコンを使った色々なイベントを実施していきたいと計画を練っている。正規の授業をつぶさないように、授業の合間を縫っての指導だから、時間をたくさん取れないのが悩みだが、そのうち、予約制を導入して希望者はもっとパソコンに触れる時間を長くできるようにしたい。期待してもらいたい。

4月9日(日)

 昨日の柔道の乱取の疲れがまだ残っている。休みなしで何本も乱取をやったのだが、今週はトレーニング不足だったせいか、かなりこたえた。この歳になると、ちょっと練習を怠るとあっという間に体が動かなくなる。明日からは朝の基礎トレを確実にやらなければいけないと思う。肩の調子はだいぶ良くなった。昨日の乱取で左の背負いをかけて何とか決まったので、少し安心した。この得意技が使えないと今度の全国大会ではかなりきついことになるので心配していた。今、取り組んでいる技は左組みから体を思いきりまわして入る右の袖釣り込み腰だ。学生時代から20年以上も稽古してきた割にはなかなか物になれないできた技だ。今年こそなんとしても身につけたい。秋の大会までには使えるようになりたいと思っている。ああ、稽古したい。腕が鳴る。

4月6日(木)

 4日に春期講習会が無事終了した。欠席補習が若干残っているが、まずまずの充実した講習会だったと思う。自画自賛かもしれないが、参加した塾生たちも誰もが充実感を感じたようで、もっと日数が多くても良いという意見がかなりあった。ありがたいことである。今回も完全個別指導に徹底したので効果が確実にわかり、わからなかったところや、なんとなくすっきりしなかったところが、よくわかりようになった塾生が多かったようである。悩みは中学生の部活動の時間が長いため、いくら個別にしても、なかなか予定通りにいかないところがあったことである。個別だから、問題はないはずなのだが、それでも、当日になって、突然、延長練習になることもあり、また、試合時間が延びたりして、予定の時間に来れない塾生が何人もいた。時間をずらしたりして、結果的にはなんとかうまくできたが、部活動の有様は塾にとってはいつまでも課題として残るようである。柔道部で青春を過ごしたといってもよい館長は部活動の素晴らしさがよくわかっているだけに複雑な心境である。要するに、学校が生徒たちを管理する時間を少なくし、学校教育のスリム化を実施すればよいのだろう。その代わり、民間教育の責任が重大となるが、教育の自由という理想を考えればその方がいいだろう。公教育と民間教育の役割分担を明確にすればよいのだ。今後ともいろいろ考えてみたい。 

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