館長日誌 2000年 7〜9月

9月17日(日)

 やった!金メダルだ。田村も野村も本当によくやった。この二人の金メダルは、日本の若者に勇気と自信と、そして何よりも、目的を持って生きることの素晴らしさを教えたのではないか。それは生きる力の源泉でもある。これこそ生きた教育と言うものだろう。文部省は学校教育で生きる力を育成しようとしているが、とんでもない間違いだ。生きる力は、日々の生活の中で、家族の愛情の中で、自然と培われるものであり、親や先人たちの努力と汗と涙に接して、より大きく育っていくものである。田村と野村の金メダルこそ若者たちの生きる力の栄養となるのだ。二人のますますの精進を祈りたい。

9月11日(月)

 9月に入ってから、入塾者が続いている。その大半は夏期講習会を外部生として受けた生徒たちだ。有り難い話である。今月から受験学年の個別面談が始まった。8月の末に行った模擬試験の結果が次々と出てきているので、その順番に面談を始めている。一人一人に合った学校が決まると良いが、親の希望と本人の希望が一致しないことが多く、なかなか第一志望校が決まらないことが多い。あふれんばかりの情報に振り回されることなく、適切なアドバイスを心がけてはいるのだが、これがまた難しい。毎年のことなのに、もう、20年以上もやっていることなのに、毎年、苦しんでいる。いや、塾生たちにとっては一生に関わる大事である。こちらも苦しんで当然かもしれない。とにかく悔いのない受験をさせたいものである。

9月5日(火)

 8月末に行った模擬テストの結果が一部返って来た。中学受験クラスのものだ。順調な塾生もいれば、中にはなかなか思うような成果がでない者もいる。しかし、9割方は順調に伸びているようだ。さらに細かな分析をしてこれからの授業に生かさなければならない。勉学の秋だ。こっちも頑張らねば。

9月4日(月)

 このホームページのカウントが10000を越えた。有り難いことである。これからも出来るだけまめに更新していきたいと思う。さて、夏期講習会も終わり、2学期が始まった。気分も新たに頑張りたい。10月29日(日)には秋季柔道大会が予定されている。先日の柔道稽古の時、試合まで後2ヶ月だ、と気合を入れたが、今週からは試合を意識した練習メニューを始めるつもりだ。基本的にはいつもと同じだが、試合形式の練習や、初心者へのルール説明やその実戦的な練習が加わる。いい結果を出したいものだ。その日の寝技の稽古では、腕ひしぎ十字固めを決められてしまった。相手を押さえ込んで、ふっと気を抜いた瞬間にやられた。有段者相手の稽古は絞めや関節技が遠慮なく繰り出されるので、きつい面もあるが、本当に面白い。次回はそう簡単にはやられないぞ。見てろよ。これだから柔道はやめられない。楽しいね。

8月30日(水)

 月曜日に登山合宿から無事帰宅した。北辰館では毎年、夏期講習会終了後、在塾生と卒業生で登山合宿を行っている。今年は奥秩父の金峰山(きんぷさん、きんぽうさん)に登った。26日の土曜日に夜行で中央本線の韮崎まで行き、そこからすぐにタクシーで登山口まで約1時間。そこで適当な場所を見つけて1時間ほど仮眠を取り、午前4時半起床、朝食をとってから5時に出発。2時間でテント場に着く。3つの天幕設営を終えてからしばらく休息、午前9時にテント場を出発し、午前11時20分に、金峰山の山頂に立つ。雲が多く、展望はあまりよくない。それでも2599メートルの頂にふさわしい眺めが雲間から少しは味わうことができた。テント場に戻って、早速夕食の支度にかかる。新人の中3生の二人は先輩たちにこき使われながらも、水道も電気もない山の生活を楽しんだようだ。翌日は早朝4時半起床、テント場の脇の岩清水で顔を洗えば、眠気は一気に吹き飛ぶ。切れるように冷たい山の水だ。朝食後、直ちに撤収作業に入り、5時50分に下山開始。登山口からは事前に予約しておいたタクシーで韮崎駅へ。午前10時半には新宿駅の雑踏の中に戻っていた。サブリーダーを務めてくれた卒業生の飯野君と畔上君、ご苦労様でした。二人とも社会人なので特別に休暇をとっての参加でした。本当にありがとう。

8月19日(土)

 講習会も後半戦の真っ最中だ。朝9時から夜10時半までほとんど休み無しのスケジュールである。今日は2週間ぶりの柔道がある。思いっきり暴れるぞ。よっしゃー!

8月15日(火)

 先週の夏季特別休暇を利用して、家族で縦走登山をした。北アルプスの中房温泉から燕岳(つばくろだけ)へ登り、そこから大天井岳(おてんしょうだけ)、常念岳、蝶ヶ岳までテント縦走し、上高地に下山した。朝は4時に起きて5時に出発したが、荷物の重さと朝焼けの素晴らしさで毎日目が覚めた。槍と穂高の絶景を存分に楽しむことができ、一同大満足の山旅であった。最終日の下りで膝を少々傷めたが、トレーニングのお陰でそれほど苦しい思いはしなかった。さて、来年は何処へ行くか。今から、家族で検討している。講習会もいよいよ後半戦だ。山で養ったパワーで頑張るぞ。

7月23日(日)

 明日より、夏期講習会に突入する。朝9時から夜10時過ぎまでの集中個別指導だ。気力と体力と知力を振り絞っての勝負となる。しばらく更新を停止するが、了解されたし。昨日の柔道で久々に左の釣り込み腰がきれいに決まった。やったね。まだまだやれるぞ。来年の全国大会が楽しみだ。

7月18日(火)

 夏期講習会の準備に追われている。駆け込み式に、ここへきて、数人の申込者があった。特に今年の春、高校に合格して卒業した塾生が再び夏期講習会だけでもやりたいと言ってきたのはうれしい話である。勿論、そのまま卒業しないで高校クラスで頑張っている者もいるので、今年の夏は高校生でにぎやかになりそうだ。夏季登山合宿の準備もしなければならないし、家族で行く登山の準備もある。家族で行く方は、北アルプスをテントを持って5日間くらい縦走してくる予定だ。25キロ以上の荷物を担いで登らなければならないので、いまから特別メニューのトレーニングをやっている。授業が終わった後で、夜やるのだが、これがきつい。足上げ腹筋200回と腕立て100回に背筋100回は普通だが、20キロダンベルを肩に担いでスクワットを100回をワンセットにして2セットから3セットはそれをやらなければならない。これ以外にもまだメニューがある。大変だが、家族のためにお父さんは頑張るのだ。妻や娘に北アルプスのすばらしい眺望を見せたいばかりに。夜、テントから満天の星を見せたいばかりに。この程度でバテテたまるか。

7月11日(火)

 期末の反省。学校の英語の教科書に対する学習時間が少なかったようだ。当然やっているだろうと思われるような基本的な学習、いや学習と言うより、それ以前の、読んで、訳すという基礎作業すら、まともにやっていない生徒が多いのだ。もっと学校の教科書学習にも多くの時間を割かなければならないようだ。いや、前からわかっていたからこそ、教科書準拠版のワークを試験直前特訓で徹底的にやらせていたのだが、最近入塾した生徒たちの中には、普段、教科書の英文すら、まともに読めない、いや読んだことも、見たこともないような生徒もいた。表面的には実にまともな生徒なのだが、登校拒否ならぬ、英語の勉学拒否というべきかもしれない。期末直前の入塾だったため、時間がとれなかったが、この塾生は特別なプログラムが必要だ。これからは今まで以上の英語の教科書学習の時間を増やし、特に拒絶的な生徒に対する特別プログラムも準備しよう。しかし、それはともかく、客観的な立場で考えると、英語の必要性はよく理解しているつもりだが、日本の社会的状況や子供たちの実態を考えると、学校における英語のカリキュラムは全廃し、興味のあるものだけが民間で学んだ方が、結果的には効果があるような気がしてくる。本来、外国語の学習と言うのは、そういうものであり、個人的な目的があって、はじめて成り立つものではないだろうか。今後の検討課題だろう。

7月6日(木)

 もう一息で高校の期末と私立中学の期末が終了する。夏期講習会の準備も順調だ。最近、高校生の柔道入門が続いている。1ヶ月の間に二人も入門した。どちらも体格的には重量級といってよい。特に一人は身長が183センチある。二人とも本格的に稽古すれば、かなりのレベルにいけるのではないか。中学では一人は剣道部、もう一人は野球部だったため、基礎体力は問題ないし、根性もある。さらに中3生で通塾している塾生のうちの一人が最近、柔道にも入門した。これも将来有望である。受験勉強が忙しいので、これからの時期は余り稽古はできないだろうが、今のうち基礎を固めておけば、高校に入ってから伸びるだろう。これで今年の中3生の男子の約80%が柔道にも入門していることになった。文武両道塾としては誠に理想的な状態だ。有り難いことである。勉強でも柔道でもバシバシ鍛えてやるぞ。覚悟しろよ。というより、一番覚悟しなければならないのはこの館長のほうかもしれない。また今年も、夏がやってきた。

7月1日(土)

 今日の柔道で門生のIとやった乱取はきつかった。相手が捨て身技を得意としているので、浮技、巴投げ、隅返し、など立て続けに捨て身攻撃を仕掛けてきた。久しぶりの攻防である。楽しかったが膝を突く事が何度もあり、痛かった。何とかしてあの攻撃を防いで攻撃しなければならない。それに師範代のSとの乱取では大腰で投げ飛ばされてしまった。体格が全然違うとはいえ、まだまだ負けたくない。今度こそ釣り込み腰を決めたい。Sとはその後で寝技もしたが、いわゆるマウントポジションを取られて肘で喉を押しつぶされる形で絞められそうになってしまった。何とか振りほどいてかわしたが、危なかった。喉と首全体の筋肉が痛い。バックをとっての得意の絞めのパターンにもっていけなかった。さすがに師範代は館長の技を知っている。いやいや、ここであきらめてはいけない。次回は奥の手を出してやる。(あったっけ?)とにかくもう今日は疲れた。早く風呂に入って一杯飲もう。

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