館長日誌 2001年 5〜8月

8月18日(土)

 講習会第4期の予習に追われている。お盆休み中だが、今日と明日は休んではいられない。やることは山積みだ。
 山といえば、家族で奥穂高岳に登ってきた。日本第3位の3190メートルの山だ。岩稜帯の登山道は、さすがに疲れたが、楽しかった。縦走する予定だった槍ヶ岳は、仕事の都合で日程的に余裕が取れず、来年の計画に回すことにした。それにしても山はいい。心身ともにリフレッシュできる。涸沢(からさわ)ヒュッテのテラスで朝焼けの穂高連峰を仰ぎ見ながら家族で朝食を取ったが、まさに至福の時であった。

8月12日(日)

 先週で夏期講習会第3期が終了した。今日から1週間の夏期休暇に入る。北辰館の登山合宿の準備と家族登山の準備をいっしょにやらなければならないので大変だ。第4期の予習もまだ残っている。特に第4期は個別に軌道修正を行う必要もあり、時間がかかる。合格判定の模試も講習会直後に予定されているため、時間との戦いもある。とにかく頑張るのみだ。
 昨日の柔道では大外刈りの巻き込みがうまく決まった。相手が右組みで、こちらが左組みの場合に、斜め横から大外刈りに入っていく技を以前から練習していたが、最近になってやっと乱取りの際に決まるようになった。試合ではまだまだ使えるレベルではないが、何とか物にしたいものだ。寝技では関節技中心の乱取りをやったが、これは疲れた。特に左腕がまだ痛い。今、湿布をしている。しかし、おもしろかった。柔術のニー・イン・ザ・ベリーの形(膝を相手のみぞおちに上から押し当てて相手の動きを制し、絞め技、あるいは腕ひしぎ十字固めに入っていく攻撃パターン)から執拗に攻められて、危なかった。ギブアップしそうな時が3回はあったが、かろうじて切りぬけた。防戦一方でこちらからの攻撃がほとんどできなかった。反省すべし。

8月5日(日)

 先週で夏期講習会第2期が終了した。明日から第3期が始まる。今日も朝から予習に追われている。今日はさらに、8月末に行う北辰館登山合宿の準備もしなければならない。今年は谷川岳を予定している。その前のお盆休みに予定している家族での登山はテント持参で槍ヶ岳と穂高岳を縦走する予定なので、これからはそれらの準備とトレーニングの仕上げで目が回る忙しさだ。妻や娘のトレーニングは順調のようだ。事前の走り込みやスクワットもここ何年とやっているので、ふたりとも私が口を出さなくてもいい状態だ。どっちかと言うと、心配なのは私の方だ。仕事仕事でトレーニング時間が明らかに少なくなっている。ここへきて気合を入れてはいるが、昨日、近くの公園で「走歩」(10分走って、5分歩く、自衛隊レンジャー部隊の訓練方法)をわずか10キロだけを背負って、2時間だけぶっ通しでやってみたが、いつもより、息が荒かった。やはり運動不足だ。全身の筋力トレーニングは欠かさず毎日予定通り行っているが、走歩訓練が不足していたのは事実だ。反省すべし。今度の土曜日は4時間、20キロを背負ってやろうかと思う。昨年、下山で膝を痛めているので、慎重にならざるを得ない。もし、体力と膝が心配になったら、山小屋を利用する計画に変更するつもりだ。
 昨日の柔道では久しぶりに師範代と寝技をやったが、得意の片羽絞めも腕ひしぎ十字固めも、うまく決まらなかった。残念であった。66キロ級の館長と100キロ近い師範代とでは体重差も力の差もあるが、そんなことは関係ない。言い訳にもならない。それが本当の武道というものだ。もっと、普段から稽古がしたい。もっと技を磨きたいものだ。
 中3生で国語の文法ができない者が多い。講習中は勿論だが、9月になってからも特訓すべきだ。数学では文章問題の作式が出来ない者が多い。個別に集中的にやらせるしかない。8月末の模試で目を見張るような成果を出したいものだ。

7月29日(日)

 先週で夏期講習会第1期が終了した。明日から第2期が始まる。今日はまた明日からの予習などの準備に追われる。気合を入れていこう。
 気合と言えば、昨日の柔道の稽古はけっこうきつかった。大学生や社会人の有段者相手に6本連続乱取りをしたが、6本目は息が上がってしまって苦しかった。トータルとして1本を3回くらい取ったようだが、逆に1本を2回は取られてしまった。しかし、稽古の後は実に充実感があり、気持ち良かった。次回の稽古が楽しみだ。今、世界柔道をやっているので、毎日夜、テレビで見ているが、思わず怒鳴りまくって声援してしまうので、いつも妻に怒られている。日本選手の活躍を期待したい。

7月22日(日)

 いよいよ明日から夏期講習会の第1期が始まる。今日はその予習で朝から目が回るような状態だ。ずいぶん前から着々と準備をしてきているつもりだったが、いざ直前となると、あれもこれもと、やってないことばかりで、てんてこ舞いする。講習会中は特に睡眠不足にならないように夜は午前1時までには寝たいのだが、今日も無理かな。講習会中は少なくとも日曜日ごとには館長日誌をつけたいが、どうなることやら。とにかく講習会に全力投球だ。それではまた。

7月5日(木)

 先週で地元の公立中学校の期末テストが全て終了したが、今週から来週にかけては私立中学校の期末テストがまだ残っている。夏期講習会の募集はほぼ終了し、クラス編成の作業にかかっている。全クラスがほぼ満席状態で、まずまずの講習会になりそうだ。ここのところ、パソコンの前に座る時間は以前よりはるかに長くなっているのだが、忙しくて、館長日誌の更新がなかなかできない。エクセルでの成績表作成や、英語の新教材の作成等に時間を取られたのが原因なのだが、気合を入れなおして頑張りたい。
 先日、柔道とは別に柔術の稽古もしている社会人の門生としばらくぶりに寝技をやったが、思った以上に体が動いたので、うれしかった。柔術は締め技と関節技が中心なので、彼との稽古は苦しくもあるが、一方では真剣勝負の感じがあって、この緊張感がたまらない。この時は、腕ひしぎ十字固めを入れられたが、何とかはずした。一瞬、腕が折れたか、と思ったが、大丈夫だった。実は春から朝と夜に、しばらく休んでいた鍛錬棒(約5キロくらいある、木刀というより、まるたんぼうのようなもの。大学時代に自ら鉈で削って作ったもの。)による素振りを再開しているのだ。膝を約90度曲げるくらいまで腰をおとしながらこの鍛錬棒を100回振るのだ。全身のトレーニングになる。これとは別に毎晩、授業が終わってから教室でウエイトトレーニングを軽くしているが、鍛錬棒はもうかれこれ30年近く振りつづけているもので、館長にとっては誠に愛着がある。来春の柔道高段者全国大会を目指し、まだまだやるぞ。
 将来は薩摩示現流の稽古がしたいと思っている。始祖東郷重位は、朝3000回、夕に8000回の立ち木打ちを行ったと言われている。何としてもこれに近づきたい。いや、追い越したい。我が鍛錬棒は約140センチの長さがあり、重さと長さで振るにはかなりの体力を必要とする。100回も振れば、普通の木刀の少なくとも2000回分くらいの体力を使う。鹿児島の示現流道場に入門するまでに土台をしっかりと築いておきたいものである。

5月28日(月)

 先週で地元の公立中学校と公立高校の中間テストが一応終了したが、私立中学校や高校の中間テストがまだ終わっていない。もうひとふんばりである。
 昨日は春季柔道大会が東京江戸川区で行われ、我が北辰館の門生にうち32名が参加した。成績は青年段外の部で3位、銅メダルを獲得した。また、特筆すべきは女子の小中学生が初陣の者も含めて予想以上の大健闘をしたことである。5名の女子のうち、4名までが1回戦を突破したのだ。1回戦というが、この大会は東京都23区の柔道大会でも一番レベルが高いとされているだけに、1回戦を突破するのが、極めて難しいのだ。大健闘と言うしかない。4名のうち、3名はまだ半年くらいしかたっていない者たちである。毎日練習している柔道部の連中を相手にこれだけの戦い振りを示してくれたとは、館長としては感激である。1回戦で惜しくも破れた者も、ベテラン選手相手に互角のいい試合をしてくれた。勿論、これからの課題は山盛りあるが、まずは彼女たちの健闘を心から称えたい。今週の稽古がまた一段と楽しみだ。男子の初段クラスが今一つだったが、練習不足だったかもしれない。館長乱取りの特訓で鍛えなおしてやるぞ。老いたりとはいえ、まだまだ館長は頑張る覚悟だ。やるぞ―。

5月15日(火)

 今週から中間対策に入った。今年は私立中学の合格者が全員、引き続き通塾しているため、私立のテキストやカリキュラムに即した指導が増えた。勿論、長年、毎年やってきていることだが、今年はその人数がいつもより多いので、結構忙しい。これからしばらく、更新ができなくなるかもしれないが、お許しいただきたい。
 最近になって、幼稚園児や小学低学年生の柔道入門が続いている。ありがたいことだ。幼稚園児の場合は、お父さんもいっしょに入門した。お父さんは学生時代に経験があり、初段を取っているので、こちらとしても心強い。女子の小学生も最近また一人、入門した。やる気満々で頼もしい。今月の27日には春季柔道大会がある。皆の活躍を期待したい。
 先日の日曜日、昼間の特訓授業が終わってから、夜遅くなってからだが、しばらくぶりに小学校時代の同窓生と飲んだ。本当に楽しかった。まともに話したのは、35年ぶりくらいだろう。また、機会があれば、会いたいものだ。
 ゴールデンウィークは家族で山梨県にキャンプと登山に行った。山はまだ雪の残る大菩薩嶺から大菩薩峠への稜線歩きを楽しんだ。また、日川渓谷も散策してきた。ここは戦国時代、武田勝頼主従が最期を遂げたところである。勝頼の墓にも立ち寄ってきたが、しばし、戦国時代へタイムスリップしたような感じを味わってきた。祖国の歴史に関心を持つことはとても大切なことだと思う。祖先の歩みに対する敬意が祖国への自然な愛国心を育て、国民としての誇りを醸成することになる。愛国心や誇りは決して強制してはならない。また強制的な愛国心や誇りは本物ではない。おのずと心の底から湧き出ずる感情でなければならない。子供たちには自然な形で、いろいろな機会に、歴史を感じさせることがいい方法である。教えるとか、知るというより、感じさせることが第一に必要なことだと思う。勝頼の墓を家族で拝みながら、そんなことを思った。

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