館長日誌 2007年

2007(平成19)年

12月31日(月)

 12月9日(日)に秩父の官ノ倉山に登った。ここの縦走路は、フルマラソンと同じ距離を踏破する山岳縦走大会が行われるコースの一部である。来年はこのコースを踏破してみたいと思っているので、下見に行った。柔道の門生の鍛錬登山としても考えているコースだ。この日は用事があって早めに帰らなければならなかったので、12キロほどしか歩かなかったが、山頂からの展望は抜群であった。里山といってもいい低山だが、全山が紅葉に彩られており、秩父連峰の山々の姿とともに絶景を堪能した。帰りは小川町の酒蔵に立ち寄り美味しい酒を何本か買い込んできた。来年が楽しみである。
 さて、22日(土)は柔道の稽古納め。新年早々に門生の昇段審査がある。形の稽古を今一度行ったが、まずは合格点といっていいだろう。1月は5日(土)が稽古始め、翌6日(日)は恒例の全門生による紅白試合だ。
 冬期講習会は1月4日(金)に再開。中学入試の直前だ。高校入試もすぐ始まる。全員が志望校へ合格するよう全力を尽くす覚悟である。
 今年はプロジェクターによる英語授業やタイムメールの導入など、新たな取り組みがあった。来年は授業内容の一層の充実を図りたい。
 個人的には基礎体力を鍛えなおすこと、柔道の技の練磨に取り組むこと、読書と学習の時間をもっと確保すること、などが来年への抱負である。
 塾生諸君はどのような目標を掲げて新年を迎えるのだろうか。チャレンジ精神を失わずに、より高い目標を掲げて欲しいものである。―良い年を迎えられんことを。

11月28日(水)

 ここしばらく更新できなかったので、今日はまとめて2か月分を書くことにする。

9月23日(日)、オーストリア国籍の日系人の門生が初段を取った祝賀会を開いた。外国籍の門生が初段を取ったのは初めてである。奥さんや子供も参加して楽しいひと時であった。彼が数年前、日本人の女性と結婚したときは結婚式でスピーチをしたが、そのとき館長は「新郎は日本人以上に日本人であり、ラストさむらいである。」と述べた。今、こうして黒帯を締めた彼の姿に接すると、その言葉が本当だと、あらためて実感している。

 10月7日(日)、親戚の祝い事(喜寿〔77歳〕と傘寿〔80歳〕)があり、谷川温泉に行く。我々家族は朝から谷川岳(1963メートル)に登った。館長は4回目、妻と娘は2回目だ。今回はトマノ耳(1963メートル)からオキノ耳(1977メートル)まで足を伸ばした。オキノ耳は今まで天候や時間の都合で行けなかった所なので宿願を果たしたような気持ちであった。雲が多く、展望は一部だけであったが、稜線の紅葉も楽しめた。翌日は喜寿と傘寿の二人を連れて、一の倉沢の岩壁見学のトレッキングに出かけた。往復2時間半くらいのトレッキングコースを喜寿と傘寿の二人はいとも楽々に歩いて、親戚一同を驚かせた。一度の休憩も途中で取らなかった。歩く速さも我々と同じ、いやそれ以上だ。大変な体力と脚力である。館長もこのようにいつまでも歩ける体力を保持したいものである。

 10月14日(日)母校の開成同期会に出席する。さまざまな職業についている友人からいろいろな話を聞くことができ、とても楽しかった。大学の病院長や研究所勤務が多かったが、中には原子力発電や風力発電といったエネルギー開発に携わっている者もいて、興味深い話を聞くことができた。財務省や外務省、内閣府といった中央官庁も当然多いが、普通にはなじみの薄い警察庁の高官もいて、面白い話をしてくれた。 館長が役員をしているNPOの運営に関しては弁護士や税理士の友人からいろいろと教えてもらった。大学教授も多く、ただ専門的な話はとても難しくてついていけなかったが、それでも自然科学から社会科学まで色々な分野の話を聞いてとても勉強になった。医者も外科や内科は勿論、心臓病や癌の専門医もいて、健康談義も盛んであった。銀行や商社関係の者は海外勤務で今回は参加できなかった者も多かった。館長の親しかった友人の多くも海外勤務で会えなかった。しかし、メール等で消息は届いており、彼らの仕事振りを知ることができた。皆、社会の中枢で重責を担っている者ばかりであったが、このときばかりは昔の学友にもどって本当に楽しい時を過ごした。幹事の方々には心から感謝申し上げたい。

 10月21日(日)ハイキングの下見に鎌倉へ行く。北鎌倉の建長寺から鶴岡八幡宮に出る鎌倉アルプスというハイキングコースである。天気にも恵まれ、相模湾を眺望できて大満足であった。夕方からは千葉学習塾協同組合20周年記念の懇親会にNPO塾全協の役員として出席する。さすがに疲れて2次会は遠慮させてもらった。

 10月28日(日)松戸市民柔道大会。我が北辰館からは小学生から社会人まで34名がエントリー。結果は掲示板にも書いたとおり、銅メダル2個であった。各自がベストを尽くしてくれた。皆の健闘を称えたい。

 10月29日(月)よりタイムメールを始める。塾の入退室情報をリアルタイムで保護者の携帯にメールで伝えるというシステムである。安全管理のために導入した。塾生や保護者の評判はすこぶる良い。導入してよかった。

 11月3日(土)朝一番の飛行機で沖縄に飛ぶ。NPO塾全協主催の沖縄研修大会のためである。総合司会を担当するため早めに行くことにした。基調講演はNHK国際放送局の専任ディレクターの天川恵美子(あまがわ えみこ)氏。NHKスペシャル「インドの衝撃」を担当した方である。総合司会の冒頭挨拶として少し長くなったが、この番組を見ていない方もいるかもしれないと、この番組で取り上げられているインドに関する国際的な状況を説明した。以下はその原稿である。

アメリカのジャーナリスト、トーマス・フリードマンはその著「フラット化する世界」(The world Is Flat)の中で、次のようなグローバリゼーションに関する遠大な歴史論を展開しています。
コロンブスが新大陸を発見した1492年から1800年頃までが最初の時代であり、国家と腕力の時代と呼ぶことができます。この時代において世界統一を推進する原動力は物理的な力でした。
続く200年間は、その原動力が多国籍企業となりました。大陸から大陸へと大量の商品や情報が移動することによって、世界市場が生まれ、生産と労働の両方の世界的な取引が生じたのです。世界経済の誕生と発展です。
そして、2000年前後に人類は全く新しい時代に突入しました。国家のグローバル化から、企業のグローバル化へと突き進んできた人類社会は、ついに個人のグローバル化の時代を迎えたのです。
自分のコンテンツをデジタル形式で生み出すことを可能にしたパソコンの普及、世界中のデジタル・コンテンツに瞬時に、しかもほとんどただ同然にアクセスすることを可能にした光ファイバーの出現、さらには世界中の個人が、同じデジタル・コンテンツの共同作業ができるようになったソフトウェアの発達、これらの技術革新が、人類の個人個人に、個人としてグローバル化するという絶大な力を獲得する機会と可能性を与えたのです。
フリードマンは具体的な興味深い例をいくつか挙げています。その一つ。
2003年には、アメリカの所得税申告25000件がインドで処理されました。2004年には10万件、2005年には約40万件となり、10年後には、アメリカの公認会計士は、所得税申告書の簡単なものは全てインドや中国へのアウトソーシングで処理することになると思われます。
将来、欧米の多国籍企業の多くが重要な研究開発作業をインドや中国にアウトソーシングすることは明らかです。
インドのビジネススクールは年間89000人のMBA(経営学修士Master of Business Adoministration)を生み出しています。
ここ数年、あめりか企業からインドにアウトソーシングするという協力態勢が爆発的に広がっています。
こうしたIT革命の潮流に乗ったインドを支えているにものは勿論、教育であります。
国際教育研究所によれば、2004年かtら2005年にかけてアメリカの大学に留学したインド人の数はどこの国よりも多いといいます。インド人留学生は8万466人、次いで中国人留学生が6万2523人、韓国人留学生が5万3358人であると、同研究所は報告しています。こうした留学生の大部分は、工学、数学、コンピューター科学を専攻します。
先進国のミドルクラスやハイクラスの仕事の大半がこうした若者たちによって奪われていくであろうことは論を待ちません。
フリードマンは主張しています。
「フラットな世界の新しい仕事を勝ち取る競争力をアメリカの子どもたちが身につけるように、教育程度を高める集中的な国内戦略が、自由貿易の政策と並行して必要とされる。」
もう一人のことばを紹介しましょう。ビル・ゲイツはこう指摘しています。「掛け算ができなくて、ソフトウェアが作れるなどという人間に会ったことは無ない。秩序立てて物事を理解していないと、それより進んだ物事を作ることはできない。」
本日の研修大会がこの沖縄の地より、何を発信できるか、日本の教育にどのような指針を与えられるか。我々NPO法人塾全協の真価が問われています。
もう一度フリードンマンの言葉を引用して、本日の研修に関する冒頭説明と致します。
「簡単に言えば、愛の鞭をふるう覚悟がある新世代の親が必要だ。ゲームボーイをしまい、iPod
を切って、子供たちに勉強させる潮時だ。」

 天川氏の講演は大変興味深いものがあり、続くパネルディスカッションでは活発な意見が飛び交い、研修大会は盛会のうちに終了した。懇親会では、久しぶりに西日本ブロックの先生方と親しく話をすることができて、とても有意義な研修大会となった。

 担当した実行委員長の山下先生、本当にお疲れ様でした。また、沖縄の後田多(しいただ)会長をはじめとする西日本ブロックの先生方、本当にすばらしい研修大会をありがとうございました。沖縄で研修大会を開催するいうのは後田多会長と館長との個人的な悲願でもありました。10年以上も前ですが、私が実行委員長を務めて千葉で研修大会を開いたときに、いずれは沖縄でと当時は一般会員であった後田多先生と誓ったのです。この悲願が実現できて本当にうれしい限りです。後田多先生、本当におめでとうございます。

11月11日(日)恒例の秋季ハイキング。先日下見に行った鎌倉アルプスを歩いた。小学生が対象で、今回の参加者は小4から小6まで23名。妻と二人で引率。6年生で毎年参加しているベテランが助手として動いてくれて助かった。天気にも恵まれ、三方を山に囲まれた要害の地である鎌倉を足で実感できたのではないかと思う。


11月18日(日)シャガール展。塾生を連れて行く予定で下見。しかし、これは期末試験対策特訓の日程の都合で中止となった。残念。

11月23日(金)ムンク展。今度こそ塾生を連れて行く予定で下見。しかし、これも模試などの都合で実現はむずかしそうだ。館長の予定もたくさんありすぎる。何とか整理しなくては。この日はこの後、夕刻より、埼玉の狭山市で私学関係者との懇親会に出席する。埼玉支部の先生方とも久しぶりに懇親を深めることができた。楽しい会であった。幹事の西澤先生ありがとうございました。本当にお疲れ様でした。

11月25日(日)柔道門生を対象とした鍛錬登山の下見を兼ねて、秩父の武甲山に登る。山のスタッフのA君と柔道の師範代のH君が同行。横瀬からタクシーで生川(うぶかわ)まで時間を稼いで登る。浦山口に下るまで約4時間半の行程。昨日も午後10時過ぎまで柔道の指導をしていたので寝不足気味。頂上直下の階段状の道がちょっときつかった。しかし山頂からの景色に疲れも吹っ飛んだ。遠く日光白根や尾瀬の燧ケ岳や至仏山までが見え、近くは両神山も良く見えた。いずれも登ったことのある山で感慨深い。一方、巨大な石灰採掘場を眼下にして、削られていく山がいささかかわいそうになった。下山路で鉄砲を担いで猟犬を従えた猟師に会う。イノシシとシカを追っているのだという。季節によっては熊も出ると聞かされ、ちょっとびっくりした。住宅地が山に迫ってくるというのは山の動物たちにとっては迷惑な話なのかもしれない。

さて、昨日で公立中学の期末試験対策が終了、今日からは私立校の期末試験対策の入る。
一方、冬期講習会の募集は終了。これ以上は入れない状態だ。満員御礼。もっとも教室自体が1つで、どうせたくさんは募集できないのが真実だが。これからは講習会の準備にも追われる。新年度のスケジュール調節もしなければならない。正月昇段に向けて柔道門生の形の特訓稽古もしなければならない。文字通り師が走る12月がやってくる。大晦日までに後1回は山に行きたいが無理かな。
ところで、今、高校生の英語の授業で名探偵ホームズの英語版を副教材としてプロジェクターを利用して講義しているが、これが面白い。毎回、15分くらいだが、わくわくものだ。話自体は若い頃に翻訳で読んでいるのだが、今回英語版で読み返してみて新鮮な面白みがあった。難しい単語や表現もあったりして、予習や教材をパソコンに打ち込んだりするのがちょっと大変だが、毎週楽しみである。

9月11日(火)

 9月9日(日)に第6回千葉県少年柔道大会が開催され、我が北辰館柔道場からは小学生8名が出場した。メダルには手が届かなかったが、全員が全力を尽くして、いい試合をしてくれた。全員健闘を称えるとともに一層の努力を期待したいものである。また、当日、ご協力していただいた保護者の方々や社会人の門生A君には本当に心から感謝申し上げたい。こうした皆さんに支えられてこそ大会も開くことができるし、参加することもできるのである。
 さて、先日は中学受験の小学生や中学生の模擬試験が行われた。夏期講習会の成果が問われる。いよいよ勉強も秋の陣である。中1中2はここで実力をアップさせ、来年への基礎を固めたいところだ。中学受験生や中3生は1日も無駄にできない受験勉強の日々が始まる。ゴールに向けて全力を尽くして欲しいものだ。
 秋は社会人を含む各種の柔道大会があり、勉強も柔道も大忙しの日々が続く。文武両道塾である以上、当然のことだが、塾生全員が充実した秋を過ごして欲しいと思う。
 プロジェクターを使用した「視聴覚英語学習」を夏前から始めているが、なかなか好評である。教科書学習だけではなく、館長が編集したさまざまな英文も使用しているので、授業をしているこちらも楽しいし、塾生たちも英語に親しみやすくなったようだ。英語の重要性がこれほど叫ばれている時代も無いだろう。しかも教材もあふれかえっている。しかし、英語学習への意欲は今ひとつである。いや、一般的な中学高校生を見ていると、ますます意欲が後退しているのではと言わざるを得ない。国際化の進む今日、このままでは将来日本企業の働き手はすべて中国やインドや東南アジアの人たちに占められ、日本の青年たちは職を手にすることが難しくなるのではないか。そんな心配もしてしまうこの頃である。
 一方、算数や数学のノートをチェックしていて思うのだが、どうしてこんなにノートがわかりにくく、乱雑なのか、絶望的な気持ちになることがある。一々注意しなければならない。算数や数学だけではないが、特に数式を扱う場合はきちんと書いていかなければ、自分でも何を計算しているのかわからなくなってしまう。こんな状態で高校の関数や微分積分が解けるのか。本当に心配である。小学校ではノートの書き方を教えないのだろうか。全くひどいものである。新入塾生に対しては小学生も中学生もさらには高校生も勉強を教えるというより、まずはノートの書き方から徹底的に指導しなければならない。このような実態を文部科学省はわかっているのだろうか。勿論、模範的な優秀な生徒もいるが、ノートの書き方一つとっても格差が大き過ぎる。できない生徒の割合がどんどん大きくなっていくようだ。しかもできなさが半端ではない。ますます深刻化している。早く何とかしなくては日本の産業は壊滅し、先進国から脱落するかもしれない。いや、国家として存在しえなくなるかもしれない。日本国民はそういう危機感を持っていないのだろうか。持ちたくもないのだろうか。国民としての意識がないのだろうか。どうでもいいのだろうか。まったく現代の日本は不思議な国である。

8月26日(日)

 3ヶ月ぶりに館長日誌を更新する。8月25日(土)〜26日(日)は夏季柔道合宿であった。小学生が13名、中学生が7名、高校生〜社会人が10名、館長を入れると総勢31名の参加であった。小学生は全部で8時間、中学生以上は約10時間の猛練習を行ったが、全員が良く耐え、見事な気力と根性を見せてくれた。心から門生諸君の健闘を称えたい。特に、合宿稽古の締めとして行われる恒例の館長杯争奪戦は総当たり戦であり、普段柔道部で練習している者ならともかく、そうでない者がほとんどの門生たちにとっては過酷である。今回は小学生は10回、中学生と高校生以上はそれぞれ6回の試合をほとんど休む間もなくこなさなければならなかった。これはかなりの試練といってよい。良く頑張ってくたと思う。気合の入った熱戦が続き、気持ちよく今年も夏季合宿を無事に終えることができた。また、指導員としても協力してくれた3人の保護者の方には心から御礼を申し上げたい。試合の成績優秀者は掲示板に掲げておくので確認していただければ幸いである。
 さて、講習会もあと5日間で終了する。9月1日(土)には全員が学力判定及び志望校判定のために模試を受けることになっている。結果が楽しみである。

5月27日(日)

 3月1日に新学年度がスタートしてから、日々の授業は勿論、ディズニーシーでの合格祝賀会、春期講習会、春のハイキングと、ひたすら仕事に追われる毎日である。ただ、ゴールデンウィークは休ませてもらった。妻と両神山(1723メートル)に登り、近くの温泉に宿泊し、久しぶりにのんびりしてきた。山の新緑はすばらしく、大いに英気を養ってきた。春のハイキングでは小学生を20人ばかり連れて青梅丘陵ハイキングコースを歩き、近くの多摩川に下りて、川遊びをしてきた。水は冷たかったが、子どもたちは水しぶきを上げて楽しんでいた。
  さて、6月は柔道の月といってよい。まず6月3日(日)には大会前の柔道特訓がある。子どもたちをガンガン鍛えたい。気力の充実がこの特訓の目的である。6月10日(日)は全国小学生学年別柔道大会千葉県予選会があり、小6男子軽量級が2名、北辰館から出場する。優勝すれば全国大会だ。夢は大きいほうがいい。二人の健闘を祈りたい。6月17日(日)は松戸市道場対抗少年柔道大会だ。小中学生の男女20名が北辰館から出場する。皆の成長振りを楽しみたい。試合結果は公式大会なので、昇級昇段へのポイントとなる。今回は特に中学生の女子から2級(茶帯)への昇級者が出る可能性がある。頑張って欲しいものである。また小学1年生や2年生が初めての試合に臨む。当日は本人たちよりも親御さんのほうが緊張するかもしれない。
 柔道大会が一段落すれば、夏期講習会の準備となる。夏季登山・キャンプ合宿や夏季柔道合宿の準備も始めなければならない。受験生の保護者との個別進学相談もこの時期に連日行われる。気合を入れて頑張りたい。
 最近、業界誌の取材を受けた。子どもの頃の思い出や、古武道の修業にのめりこんだ青年期のことなど、自分にとっても懐かしい話をさせてもらった。これからもできるだけ長く、学習と柔道の指導を続けていきたいものである。

2月28日(水)

 今日で2006年度の授業が全て終了した。明日からは2007年度の授業が始まる。卒塾していく者、引き続き通塾する者といろいろだが、小6補習クラスは全員が継続して中1クラスへ進み、中3生は現時点で約3分の1が高校クラスに進むことになった。他の学年は勿論全員が新年度クラスに進んだ。ありがたいことである。新年度生の入塾も順調だ。火木はほぼ満席で、月水金もあと数名で満席となる。うちのような個人塾は塾生の人数が少なくても困るが、多すぎても困る。きめ細かな指導を維持するためには、少人数でなければならない。経営と教育とのバランスは難しいものだ。何年やっても、もう28年目に突入するのだが、悩みは尽きない。
 新しい生活に入っていく者たちにはなむけの言葉を贈りたい。第1に常に上を目指すことだ。決して下を見てはいけない。チャレンジ精神を忘れないで欲しい。第2に道が分かれた場合、決して安易な道を選ばないことだ。努力を必要とする厳しし道を選ぶことだ。それは必ず諸君に充実した人生を約束するだろう。第3には人に対する思いやりの気持ちを持つことである。心にやさしさを持つことが大切なのだ。真の強さはやさしさを伴うものである。
 これからも何か相談したいことがあったらいつでも気軽に連絡して欲しい。館長は諸君を一生見守り続けたいのだ。諸君がこの北辰館スクールで学んだことで無駄なものは一つもない。諸君の日々の努力は諸君を人間的に大きく成長させたはずである。自信を持って新たな目標に挑んで欲しい。健闘を祈る。

1月1日(月)

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 さて、昨年12月31日は平成18年の登山納めとして奥多摩の御岳山(みたけさん)と大岳山(おおだけやま)に登ってきた。朝8時にケーブル下の滝本から登り始め、御岳山〜奥の院〜鍋割山〜大岳山〜鋸山〜愛宕山〜奥多摩駅へと下るコースを無事踏破した。今回は途中でコガラ、ヤマガラなどのバードウォッチングを楽しみながら、ゆっくりと冬枯れの奥多摩の景色を楽しむことが出来た。大岳山(標高1266,5メートル)の山頂からは富士山がくっきりと大きく眺められ、登山納めにふさわしい一日であった。奥多摩駅に着いたのが午後4時頃だったので、全行程8時間ということになるが、途中ゆっくりと休んだりしたので、実質的には6時間半位の行程だろう。途中行き交う人はさすがに少なく、特に奥の院から大岳山の行程では前後に全く人のいない山歩きとなった。奥多摩は熊が多く出るため、熊よけの鈴を二つもつけていったが、無事に下山できてほっとした。ややトレーニング不足だったので、いつもよりは慎重に歩いたつもりだが、1度スリップして腰を打った。大事に至らなかったが、この時期の単独登山はやはり要注意である。今後は、場所にもよるが、なるべく単独登山は避けるべきだろう。ただ体力的には全く問題はなく、新しい年に向かって大いに英気を養うことが出来た。
 今年は昨年あまりできなかった読書や勉強に精を出したい。ケガのためしばらく出場できなかった柔道の高段者大会にも出場したい。初心を忘れずに文武両道の道を邁進する覚悟である。

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