「できるかな」の巻

   さて、パソコン導入記も3回目を迎えることができました。今回は『「できるかな」の巻』と勝手に名づけ、先日行なわれたパソコンのイベントの模様をお伝えしたいと思います。

 
ペーパークラフト

スーパーマリオ
後は鼻を付けたら完成!
 さる5月13日に「パソコンを楽しもう!<第1回>」と題してパソコンを使ったイベントの第1回目が開催されました。そう、教室にパソコンを導入したのは平日のPC教習だけではなくイベントにもどんどん取り入れて生徒により一層親しんでもらおうという館長沼田の意図があったのです。
 (というわけで、今後も定期的にパソコンイベントを開催していく予定です)

 とはいえ実際にパソコンを使ったイベントを行なうには大きな制約がありました。それは「教室にパソコンが1台しかない!」という身もふたも無い切実な問題。これで一体何ができるというのか!? と、ちょっとPC担当の私(飯野)としては不安にかられたりもしたのでありますが、調べてみると色々な手があることが判明!いろいろ調査&相談した結果、記念すべき第1回は「ペーパークラフト大会」となったのでした。
 「パソコンのイベントで何故にペーパークラフト?」と思われる方も多いでしょうが、現在数々のホームページでペーパークラフトの展開図を公開しているのです。そのデータをダウンロードし、プリンタで印刷すればあとは組み立てるだけというわけです。そう、ペーパークラフトは立派にパソコンの楽しみ方の1ジャンルとして成立しており、隠れたブームにすらなっている(!?)のです。
 

開催前の布石

ウルトラセブン

 イベントはもちろん希望者のみの参加となります。しかし、開催するからにはたくさんの生徒を集め成功させたいもの。そこでイベント開催を告知する数週間前から実際に制作したペーパークラフト作品を教室内に展示することにしました。展示した物はシンプルでおしゃれな車「クーパーミニ」、色合いの非常に美しい「おしどり」、それに子供の好きそうなキャラクター物を数点。
 ペーパークラフトは未経験の生徒たちでしたが、この展示により一気に興味が湧いてきたようでした。

 

大ハマリのイベント前夜

 ペーパークラフトは高画質なカラー印刷をする為、それなりに印刷に時間がかかります。その為、あらかじめ参加希望の生徒には作りたい物を聞いておき、前日の晩に印刷を済ませておくことになっていました。
 
 イベント前夜、授業終了後の午後10:00より印刷を開始したのですが、なんと前回で書いた買ったばかりの最新式高画質プリンタ「BJ F850」が壊れていたのです!インクヘッドは動くのですが紙が数センチしか本体に入っていかず印刷が全く不可能になっていたのです。これには正直焦りました。マニュアル片手に、出来ることは全て試したのですが、全く改善の兆しを見せません。数時間の試行錯誤の末、結局画質には目をつぶって事務所内で使っている「BJ F200」という廉価機種で打ち出すことになりました。
 ・・・が、問題は実はここからでした。イベント参加希望者が当初見込みの5〜10名を大幅に越え、20名以上にまで増えていたのです!(教室での作品展示が予想以上に効いていたようです)。今回は各人に2種類ずつの展開図を配ることになっていた為、40以上もの作品をプリントするハメになったのでした!
 刷れども刷れども、いつまでも終わることは無く、深夜2:00過ぎには館長の家庭のプリンタまで使い、2ヵ所で平行して印刷することになりました。しかしそれにも関わらず朝の6:00になってもまだ全ては終わりません。結局残りはイベント直前の時間とイベント最中にプリントすることになりました。私も館長も完全徹夜で働くことなど数年振りでこれは正直キツかったです(笑)

イベント当日の模様

ただいま作成中 当日は柔道場を会場にしました。参加者はもちろん北辰館の塾生ですが、友人を連れてくる生徒もいます。はさみやボンド、カッターなど必要な物は全て北辰館で準備しておき生徒は身一つでの参加となります。
 館長が簡単に作り方などを説明し、各生徒にそれぞれの希望するペーパークラフトの展開図2個と完成図を配った後、作成開始となります。
 元来子供はこうしたモノヅクリには燃えるもので、それは昔も今も変わりないようでした。会場内はエキサイトした生徒の熱気にあふれとても賑やかで活気のあるイベントとなりました。
 
 もっとも、今の生徒はどうもあまり工作は得意じゃない子が多いみたいで、やや難し目の作品を選んでしまった生徒はかなり苦戦していたようです。難易度の高い作品は講師が手伝ったりもしました。私などはガンプラ(注:ガンダムのプラモデル)世代なのでこうした工作関係は得意中の得意だったりするのですが、最近の生徒はプラモデル作りなどはほとんど経験がないようで、こうしたことも影響しているのかもしれません。(プラモデルよりは完成品の高価なフィギュアが流行る時代ですし・・・)


 朝10時から午前中のみのイベントだったため、各生徒が作品を完成させることが出来るかどうか少々不安だったのですが、9割がたの生徒は作品を完成させることができ、中には2個の作品を作り上げた生徒もいました。楽しみつつ満足感も十分味わえたようで企画者としてもホッとしました。予想外の集客もさることながら、当日の熱気あふれる盛り上がりを見ると、今回のイベントは大成功したと言っていいようです。当日完成できなかった数名も今頃はきっと自宅で作り終えていることでしょう。
 
教室の様子です 反省点は、ボンドの選択をちょっと誤っていたこと。今回、展開図の印刷用に光沢紙(キャノンGP301)を使用し、ボンドは木工用速乾(コニシ社)を使用したのですが、これらの相性が悪く接着が難しかったのです。
 試作品を作った時は、光沢紙が届いていなかった為ケント紙を使用しこのボンドを非常に重宝したのですが、ここまで光沢紙と相性が悪いとは思いませんでした。次回はなんとか工夫したいと思っています。
 

生徒の声

 パソコンイベント第1回ということで、今回は生徒にアンケートを取ってみました。その結果です。(未記入などもあったため、概略だと思ってください)

参加者数のうちわけ
 
小4
小5
小6
中1
中2
中3
合計
男子
1
3
1
4
2
2
13
女子
0
2
3
0
0
0
5
1
5
4
4
2
2
18
 

当日の感想
 
スゴク楽しかった
楽しかった
普通
イマイチ
つまらなかった
うちわけ
8
9
0
0
0
 

その他・感想(抜粋)
・いろいろなことが出来て良かった。(小5・女子) 
・切ったり組み立てたりするのが楽しかった(小5・女子)
・ちょっと難しかったけど楽しかった(小6・女子)
・作るものが1個の方が落ち着いてできた。パソコンにも触りたい(小6・女子)
・全面的に良かった(小6・女子)
・とても難しかった(中1・男子)
・すごく楽しかった。時間が少なかった(中1・男子)
・道具がそろってて良かった(中3・男子)

自分の作品を手に記念写真!

 
ペーパークラフトのススメ
 
 ここまで読んでいただいた方、どうもありがとうございます。
ペーパークラフトに少し興味が湧いてきたでしょうか?
そんな方に経験者からのささやかなアドバイスであります。
 
ススメ1 アクロバットリーダーは最新版を使おう!」
 ペーパークラフトの展開図は「PDFファイル」で公開されていることが多いのでこのソフトが必要です(無料)。また最新バージョンでないと山折り・谷折りの線の区別がきちんと表示されなかったりすることがあります。
 
ススメ2 「切り抜き時は黒線を切り落とそう!」
 ・・・どういうことかと言いますと、展開図の輪郭線のギリギリ内側を切り、線が切りぬいた本体側に残らないようにします。こうすると作成後に黒線の目立たないキレイな作品に仕上がります。(切り抜きにはカッターを使いましょう)
 
ススメ3 「ゆがみを意識しながら作ろう!」
 パソコンのペーパークラフトは3Dソフトでつくったポリゴンモデルを展開して作られることがあります。その場合元のデータでは「厚み」はゼロですから、現実に紙に印刷した場合、組み立てるにつれて紙の厚みにより形がゆがんでくるのです。また、紙の厚みを計算されている展開図でも作成者の意図した用紙より厚い紙に印刷した場合はやはりゆがんできます。ですので、接着の際はこのゆがみがなるべく少なくなるように意識しながら作業しましょう!また、のり(ボンド)の付け過ぎでも、紙が伸びることによりゆがみが生じますので注意しましょう。

 
SPECIAL THANKS

今回、ペーパークラフトの展開図を使わせていただいたサイトです。ペーパークラフトに興味が出てきた方は是非ご覧になってください。

YAMAHA MOTOR 動物や季節物が充実。パソコンペーパークラフトの最高峰であるYZF‐R1&VMAXの展開図があるのはこのサイト!!
ゲンゴロキック 今回最も生徒に人気の高かったサイト。ゲーム関係が充実しています。
ペーパーモデルワールド 数は少な目ながら、クオリティの高い作品が多いです。海外へのリンクも充実!
きまぐれ!
LOBBY
コミカルにデフォルメされた自動車のデータが非常に豊富です。(相互リンク)
飛び出せ!ペーパークラフト ペーパークラフトのリンク集。国内PCペーパークラフト関連のサイトをくまなく網羅! ペーパークラフト関連の最新情報も素早く更新されています。

(記:飯野 2000.5.16)
(2000.7.13 一部修正)

バー

HOME   BACK   e−mail